2024年5月末を以て本ウェブサイトは閉鎖いたします。
本ウェブサイト閉鎖後の地域課題の発信は東京都オープンデータコミュニティにて実施いたします。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
中野区では、市民から子育てにおける利便性が高く評価される一方、公園の満足度が低いことが課題であり、子育て世帯が転出してしまう原因の一つと考えられます。これに対し、オープンデータと市民保有の情報を組み合わせた、QA機能付き公園情報アプリを開発しました。
中野区では、公園環境への満足度が低く公園の数や遊具、設備への不満が生まれている。
子育て環境を改善することで、子育て世帯の転出を減らしていきたい。
区が保有するオープンデータと保護者が保有する公園に関する情報を統合し、保護者が知りたい公園情報を簡単に確認できるようにする。
中野区が抱える公園情報不足の課題を更に3つの課題仮説に分解し、精度の高い解決策を考案した。
1. 保護者はそれぞれの公園において、自分の子どもができる遊びや安全性が分からない
2. 保護者目線の課題解決に役立つオープンデータが行政で未整備かつ、公園情報不足の課題解決に必要不可欠なオープンデータ外の公園情報を、公園を利用する保護者しか保持していない
3. 区役所に対して、保護者が公園情報を提供する積極的な動機が存在しない
➡これらの課題それぞれを解決できるソリューションを開発
1. 「遊まっぷ」機能概要
2. Q&Aの回答促進システム
中野区が保有する保護者向けメーリングリスト/LINEを用いることで、保護者に質問投稿を通知。生成AIを用いて魅力的な通知文を生成することで、Q&Aの回答を促す。
・スキルの成長目標を持って取り組んだので,その部分に関しては特に集中的に開発を進められた。
・ユーザテストで実際に使ってみたいと言っていただけたのは嬉しかった。